薪とは、燃料として用意された木や木材、木材の廃材などの事を指す。

なお、炭とともに薪炭ということもある。

基本的には薪は伐採した木材を手ごろな大きさに手斧やチェーンソーなどで切断し、さらに小さくまとめた物である。

伐採直後の木は水分を多く含んでいる。

水分を含むと燃焼の妨げとなったり手斧で割りにくいため、伐採後に木材を乾燥させる必要がある。

着火の際には、火の種を充分に大きくする目的で空気との接触面積が大きくなるよう、木の小枝や同程度の大きさに割り揃えた焚きつけと呼ばれる薪を使用する。

充分に火が回った後は火持ちをさせるため、より太い薪を火にくべる。

薪はその他の燃料に対して煙の排出量と、エネルギー量に対する重量の大きさからあまり効率的な燃料とは言えない。

しかし、庶民が調達し易い燃料であるため、最古より人類に親しまれてきた燃料の1つである。

なお、薪と似た用途で使われる炭は、専ら薪を加工した燃料であり、薪とは違い火がくすぶる様にじっくりと長時間燃える。
update:2010年02月26日